Mazout & 給油トラック

ここモントリオールの年間の降雪量は2メートル程と言われていますが、今年はすでに2月の半ばを迎えているにもかかわらずその半分にも達していません。 しかし寒さは、日が暮れると町中でもマイナス15度は確実ですから暖房はかかせません。  

賃貸アパートの大家さんは11月1日から4月30日まで暖房を供給する事を規則により義務ずけられ、暖房費は家賃に含まれるのが普通です。 一般住宅は自分で室内温度を適度に調節して暖を取ります。 各部屋毎に電気暖房が使用されている90年代以降の新興住宅を除き、ここの大半の家は冬の暖房をオイルに頼っています。

冬期の室温は夜間の就寝期間を16度程にし、起きている間は20度程が良いと言われていますが、実際はわが家でも23度位になっていますから、薄いシャツ一枚で身軽に過ごす事が出来ます。しかし其の為には暖房費がより掛かるのですが快適な生活には勝てません。

どれくらいかかるかと言いますと、これも電気と同じでコンピューター殿がしっかりとわが家の消費量と生活パターンをブレーンにインプットしていて、自動的に頼まれなくてもわが家のオイルタンクに<マズウ>とフランス語で呼ばれる、暖房用のオイルを給油に来てくれます。大体2週間に1度の割合でごーっとマズイ音が聞こえてきます。  それが寒い時は"あれっ!又来た!"と言う位頻繁にやってきてトラックからおばけの掃除機ホースの様なので、地下にある機械室のオイルタンクに入れて行きます。 又請求書も忘れずに郵便箱に入れてあります。

 
通常オイルは年間契約でわが家は1リットル当たり0.349セント。900リットル入りタンクに先日は670リットル足して233.83ドル、それに16.37ドルの連邦政府税と18.77ドルの州政府税がつきます。 オイルタンクは500から900リットルが一般家庭では使われ、年間4ー5000リットルを消費します。  

オイル価格の変動は激しいので契約する際は他の会社の価格を比較して契約しなければなりません。 新規契約の特典でより安い所を探すのも一案ですが、安すぎるとタンクへの給油回数が減ってタンクの底を気にしなければならない事もあります。 また年間20ドル程の保険に加入し価格が沸騰しても天井が決められて、それ以上の値上がりから免除される事も出来ます。 
とにかくここの生活にマズウはかかせません。