構造用下地合板

プライウッド、OSB、またはセメント、石綿を混ぜた新建材などがあるが、ここではプライウッド及びOSBボードに関して説明する。

【従来工法との違い】

従来工法は柱と梁の構成により、家の荷重を分散させて室内空間を構成した為構造合板は使用されない。柱と柱の間は壁でも襖でも構造上関係無いと云える。

ただし柱と梁の位置は構造上制約があり、従来の家は、自然と四隅に柱のある四角い部屋の組み合わせとなる。

2x4工法は構造合板で面状に構成されたパネルが荷重を受ける。構造合板無しではパネルは形を成さない訳で2x4工法では必須の建材である。


【用途/構造材としての役割】

スタッド、屋根フレーム、床根太の様な各々単独の構造材を下地合板は面状に連結させて荷重を分散させる役割を持つ。

荷重をどの様にパネルが受けるかは構造上確認する必要があるが、その位置に従来工法の様な制約は無い。

こちらの家のインテリアにカーブしたり、自由な角度の壁を随所にみかけるが、パネル構造の持つ自由性を充分発揮している由である。


【形状/種類/施主としての視点】

通常4x8と云われる約90cm幅のボードで、用途別に厚み、表面の仕上げが選ばれる。 その選択は2x4工法を熟知した業者に一任する事項だが、施主としてホルムアルデヒド等の化学薬品に関する知識を持つ事は良い事である。

現在使用されている建材はすべて許容基準に合格しており、良質の建材を使用する信用おける業者を使う必要性の1項目と云える。 

プライウッドは材木を薄くきり、縦横を交互に違えながら5ー7層に重ね、特殊ボンドで加熱圧縮加工してボード状にしあげる。

OSBボードは細かい木片の繊維方向を機械的にあらゆる方向に変えて整え特殊ボンドで加熱圧縮加工した建材である。小木片が交錯する強度を増したボードはそのテクステュアの面白さから室内の仕上げ材として使用される事もある。

プライウッドより安価であり、密度、強度共にの高いOSBボードは小さい木から作れる事もあり、地球に優しい建材である。

このOSBボードの利点を理解する必要がこれからの課題である。


【施工現場での留意点】

構造材に合板を貼り終えれば、あとは仕上げ材の取り付けであり、家の形が見えて来る時期で、室内空間を想像しやすくなる。

こちらでは将来の増改築の為にどのパネルが荷重を受けているパネルで、どのパネルは将来取り外す事が出来るか 目で確認したりするのもこの時期である。

ボードの釘打ちにも規則はあるが、これは信頼のおける業者に一任する事項である。